3月10日(金)えんど久子議員による議案質疑は概要以下のとおりです。
2023年度大分県一般会計当初予算について質問します。
まず物価高騰と賃上げについてです。
私たちが行ったアンケートに、このような声が寄せられました。
「コロナでずっとお金がきついのに、物価高で更にきつい。本当に苦しく日々悩みながら生きている。
パートを始めても、家計が助かるどころか減るばかり。
子育てしながらやっているが、夏休みだけなど預ける場所も少なすぎてちゃんと働けない。どうにかして欲しい」。
また、「介護士として20年働いていますが、給料が上がりません。昇給は年1,000円です。
子どもを育てていくのに不安で仕方がないです。手取りで16万ほどしかありません」という声も寄せられており、私たちはこのような声に応える責任があると思います。
国は総合経済対策を打ち出しましたが、物価高騰は多くの分野で起きているのに、電気・ガス料金の抑制など、部分的・一時的な対策に終始しています。
現状を打開するためには、中小企業等への直接支援などによる賃上げを軸に実体経済を立て直すこと、とりわけ内需を活発にすることに本腰を入れることが必要です。
物価高騰を上回る賃上げが必要だと考えますが、県としてどのように賃上げを進め、生活者を物価高から守ろうとしているのか知事の見解を伺います。
次に学校給食についてです。
学校給食の無償化を県として実施すべきと考えます。
長らく労働者の賃金が上がらない中で、急激な物価高騰が保護者の家計を圧迫しています。
県内の学校における月平均の給食費は、公立小学校では4,353円、公立中学校では4,750円、特別支援学校では4,894円となっており、副教材費など義務教育にかかる様々な費用負担の中で、最も重くなっています。
加えて、急激な物価高によって……(全文はこちら)